Typst ってなに?
Typst は比較的新しい組版システムで、LaTeX に代わるようなモダンなソフトです。
論文や書籍などの文書をきれいに、書きやすく作成できるのが特徴です。
余談
Typst をおすすめしてた後輩の記事です。 わかりやすいのでぜひ。


ちょっとしたテクニック集
私がレポート作成時に使った実用的なテクニックと書き方をいくつか紹介します。
文字
複数文字の下付き文字
用途: Vmax 等の下付き文字が複数文字を表現したい
$V_"max"$
表
複数セル
用途: 複数セルを大きなひとつのセルにまとめたい
table.cell([内容],rowspan: 2)
table.cell([内容],colspan: 2)
セルの連番
用途: (1),(2),(3)...などの連番のセルを並べたい!等
for 文で table.cell を作り..を先頭につけることで spread し、表に並べる事ができる
table 外で使えば表以外にも使えるはず
#figure(
caption: [表の例],
table(
columns: 3,
table.header([],[項目1],[項目2]),
..for a in range(1, 6){
(table.cell([(#a)], x: 0),)
},
)
)
エクセルで作った表を貼りたい
用途: エクセルで作った表をそのまま使いたいとき
私の学校の実験ではエクセルに書き込むのですが、その表をそのまま使いたいときは、「EMFclip2PNG」というツールで PNG ファイルに変換してから貼り付けていました。
使い方としてはエクセルの使いたい表部分を選択し、コピーして EMFclip2PNG を立ち上げて変換ボタンを押すだけです。
また、BSCh3V といった回路図ソフトを使った際も EMFclip2PNG で PNG ファイルに変換することができます。
おわり
typst 最高です!